編集日誌

仕事の記録です。

仕事一覧(随時更新)

 

自己紹介(最終更新=2020/3/31)

はじめまして、天野です。

2020年4月1日、生まれてはじめての転職を経験するにあたって、これまでに自分がしてきた仕事をまとめておきたいと思いました。

職業は編集者です。雑誌やマンガ、ウェブの編集ではなく、書籍(紙の本)の編集者をしています。とはいえ、ウェブでたまに記事を書くこともありますし、ウェブ連載を担当することもあります。

また、書籍の編集者と言っても「フィクション」の編集はしたことがなく、「ノンフィクション」の編集をしています。言ってしまえば、小説以外すべて、です(ただし本格的な「児童書」はつくったことがありません)。

2020年3月31日まで所属していたポプラ社は総合出版社だったので、社会問題、哲学の入門書、ビジネス・自己啓発書、実用書、ときには美術の図鑑や自然科学の写真集など、とにかくなんでもやりました。

4月から働くことになる柏書房は、どちらかというと専門書ジャンル(特に歴史)の老舗で、近年は一般書(これ自体あまり一般的な呼称ではないですが)も出している会社です。なのでこれからは、個人的な関心領域である社会問題や人文・思想系ジャンルに注力しつつ、これまであまりやってこなかった翻訳書や文芸書にも挑戦していければと思っています。

このnoteは自らの経歴書のようなものになればいいなと思い、書きます。以下にこれまでの仕事をまとめつつ、これからの仕事を追加できる欄もつくっておきました。たまにでも覗いてみていただけたら幸いです。

これからもご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。

※諸事情によりnoteから移行しました。

自著(最終更新=2024/2/19)

▼生活綴方の出版部より発行(2024年1月21日発行)

 

▼生活綴方の出版部より発行(2024年1月21日重版)

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自費出版(限定100部完売→重版40部)

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柏書房での担当作(最終更新=2024/2/19)

【書籍(2023年度)】

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▼「紀伊國屋じんぶん大賞2024」第27位

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▼「紀伊國屋じんぶん大賞2024」第23位

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【書籍(2022年度)】

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【書籍(2021年度)】

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▼「キノベス!2022」第6位

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▼「キノベス!2022」第15位
▼第15回「(池田晶子記念)わたくし、つまり Nobody賞」

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▼「第54回緑陰図書(高等学校部門)」選定

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【書籍(2020年度)】

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【公式note「かしわもち」】

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▼書籍化

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▼書籍化

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▼書籍化

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▼書籍化

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【個人の仕事】

2024年1月21日(日)本屋・生活綴方にて一日店番(二度目)+『一月二十一日、』刊行

 

 

2022年6月19日(日)マルジナリア書店にて一日店長(二度目)

2022年6月19日(日)マルジナリア書店にてイベント登壇

2022年4月10日(日)日記祭に参加

2021年10月21日(木)新文化「編集者の仕事」でインタビュー掲載

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2021年10月6日(水)〜11月7日(日)不忍ブックストリート〔お店で一箱古本市〕に参加

2021年9月13日(月)「大学授業一歩前」に寄稿

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2021年8月29日(日)本屋・生活綴方にて一日店番+『日記集「八月二十九日、」』刊行

2021年8月20日(金)『週刊読書人』「梓会カモノハシ通信」に寄稿

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2021年8月10日(火)本屋・生活綴方「本こたラジオ」に出演

2021年6月20日(日)マルジナリア書店にて「1日店長」

 

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フェア期間中に配布したフリーペーパー(表)

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フェア期間中に配布したフリーペーパー(裏)

【その他】

柏書房より書籍化

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ポプラ社での担当作(最終更新=2021/10/28)

【書籍(2019年度)】

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【書籍(2018年度)】

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【書籍(2017年度)】

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【書籍(2016年度)】

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【書籍(2015年度)】

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▼「平成29年度 児童福祉文化賞推薦作品」受賞

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【書籍(2014年度)】

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【書籍(2013年度)】

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【公式note「ポプラ社一般書通信」】

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【WEB asta*】

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プロフィール(最終更新=2023/7/18)

天野潤平(あまの・じゅんぺい)

1989 年、静岡県出身。2012 年4 月、ポプラ社に入社。神奈川エリアの書店営業を担当。2013年11月から一般書籍の編集者になる。2020年4月、柏書房に転社。

Twitter: @AmanonG2

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読書メーター

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ブクログ

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『日誌』プロローグ

以下の原稿は2022年4月10日(日)、下北沢のBONUS TRACKで開催されたイベント「日記祭」に合わせて制作したZINE『日誌』のプロローグです。

プロローグ 二〇二一年八月三十日(月)

 八月二十九日、本屋・生活綴方(妙蓮寺)での一日店番を無事に終えた。書店で店番するという貴重な機会をいただいたのみならず、ZINEとはいえはじめての単著となる日記集『八月二十九日、』も出版していただいた。関係者の皆様に改めて感謝申し上げたい。

 たくさんのお客様にも来店いただけた(と思う)し、けっこう良い売上だった(と聞く)。ひとまずホッとしている。それにしても皆さん、平台以上に棚を隅から隅まで見ていた。買う本をじっくり選ばれていた。その姿をレジから眺められたことが嬉しかった。わたしたちがつくった本はこのように棚に並び、見られ、運がよければ選ばれていくのだ。

 そういえば閉店準備をしているとき、鈴木雅代さん(店長)の声がふと聞こえてきた。「今日は棚から選んで買ってくれたお客さんが多かったから、ガタガタになってるかも」「補充かけなきゃね」。嬉しかった。というか、当たり前だけど、そうやってまちの本屋の棚は耕されていくのだな、と実感させられた。書店員だけではない、そこに集うまちの人たちも、棚づくりの主体なのだ。

        *

 はじめて「日記集」のための日記を書き、それを自ら編集するという経験は、刺激的なものだった。そもそも、「日記に朱を入れるとはどういうことか」「日記は編集できるのか」ということを、これまで考えてこなかった。そういった面での思索にもつながった。今後の仕事にも活きてくると思う。

 正直なところ、日記を書いて公表することのモチベーションも、これまでピンときていなかった。それでも、日記だからえいやで書けてしまったことがあったし、いわゆる「原稿」を書くのと違って気楽に書き出せる瞬間もあった。なるほどこれは楽しい、と思った。このようにだらだら考えていることでさえ、いったん打ち出してしまえば、それはもう「日記原稿」として自然に溜まっていく。

 例えば日記集の一本目として収録した「東横線にいる。」は、妙蓮寺-渋谷間にスマホで書き、乗り換え、最寄りに着くまでのあいだに推敲し、帰宅前には納品していた。とてもラフに書けたと思う。なにより、スマホで打っていると、前のほうを見直すのが大変だ。すぐに疲れてしまうので、文章が長くなりすぎない。それもよかった。

 書き方にしても文体にしても、とにかく思いつきを実行しやすかったと思う。日記なんだから毎日スタイルが違うのは当たり前、そもそも気分が違うのだから、と割り切れたのも気楽だった。普段の仕事だとそうはいかない。統一統一統一……。整理整理整理……。そんなに整えるのが大事か? と思わないでもないけど、そうしたしがらみからも(一時的には)開放された。

 ただ、実際のところどうなんだろう。これは所詮、半月程度だったから楽しめただけなのかもしれない。日記集の「あとがき」にも書いたけど、公表前提だと自分の生活をどうしても編集的な視点で切り抜く必要が出てくる。どこかで嘘っぽさや過剰な脚色が入ってきそうな気もする。生活が積極的な執筆対象となったとき、それを楽しめるかどうかはまだよくわからない。でも逆に、続ければ続けるほど肩の力も抜けて、案外すべてがどうでもよくなるのかもしれない。

 日記集における「日記っぽさ」とは何か。それはいかに担保されるのか。そんなことを今回のZINEをつくるあいだ、ずっと考えていた。だから多分、けっこう、ちゃんと「日記っぽく」なったと思っている(実際その日に全部書いたし)。とはいえ、「日記」と「原稿」の違いについてはもうしばらく考えてみたいと思った。

 とにかく、普段は読むばかりなので、たまには書くのもいい。自分が書いたものが、自分に思考を迫ってきてほしい。今回のZINEが、遠くない未来にそのようなものであればいい。

『日誌』目次

プロローグ 二〇二一年八月三十日(月)

二〇二一年十二月

二〇二二年一月

エピローグ 二〇二二年二月に向けて

謝辞 二〇二二年三月六日(日)

取り扱い店(2022年7月4日現在)

『八月二十九日、』(発行:生活綴方)

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『日誌』(自費出版

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『日誌』については、ビーナイス、ポルべニールブックストア、スタンダードブックストアでもお取り扱いいただいておりましたが、完売しました。ありがとうございました。再販の予定はないので、上記の書店で見かけた際にはぜひ手に取ってみてください。